2011年9月14日水曜日

カントの思い出  20110907 「思い出の野尻湖へ」 その3

湖の反対側、ナウマンゾウ の博物館の周辺の湖畔の景色。



野尻湖の湖畔はほんとうに美しい。 カナダの観光写真をなぜか思い出す。

右側に向かい合うゾウのオブジェが

野尻湖のナウマンゾウは有名だが、湖畔にたくさんあるナウマンゾウのオブジェについては知らなかった。9時過ぎにナウマンゾウの博物館の駐車場に車を入れ周辺を散策した。少し歩いただけで ・・・・・・






喫茶店「ぼーしや」前の帽子を被ったゾウ


ナウマンゾウ博物館の駐車場にオブジェの案内がありました。



そういえば「ぼーしや」さんには以前うかがったことがあった。そうだ、「風花」の紹介で。


「森を渡る季節 - 信州野尻からの手紙」
いけみや健一 著   クロスロード選書 

おもえばカントをつれてはじめて野尻湖に行った14年前、今は廃業して無くなってしまったけど、大好きだった「風花(ふうか)」というペンションがあった。急なお休みで当時犬連れで泊まれるところがなくって、出発日の前日に最後の最後ガイドブックで偶然見つけ電話交渉の末泊めてもらったペンションだった。当時は野尻湖が長野県のどのあたりにあるのかすら良くわかっていなかったカントパパにとって、ほんとに偶然の縁だった。
 
野尻湖の南 針ノ木池の近くにあり、ご夫婦が本当にいい人で奥さんの料理が本当に本当においしかった。ユキちゃんという真っ白い犬がいてカントとも仲良くしてくれた。その後何回うかがったんだろう。延日数でいえば1ヶ月以上になると思う、本当によくしてもらった。
カントパパにとっては第二の故郷のような場所だった。廃業と連絡があったときすごく残念で、その後周辺のペンションも何箇所か泊まっては見たが「風花」の居心地の良さには及びもつかなかった。

野尻湖に少し縁が薄くなったのも「風花」の廃業が原因。その後何回か元ペンションだった建物の前に車をとめてみたことがあったが声をかけるわかにもいかない。今回の野尻湖への訪問でも建物の前をとおってみた。偶然奥さんが出てこないかななどと有りもしない偶然を期待してだ。


以前「風花」のご主人に、「ぼーしや」のご主人がこの本を書かれたと聞いて、野尻湖に来る以前から偶然自分が好きだった本であったことに驚き、何か不思議な縁を感じた覚えがった。
また読んでみようかな。

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