2011年4月11日月曜日

カントの思い出 20110411

カントパパ(KP)はカントの49日まで当分の間、女々しく行きたいと思います(泣笑)

本栖湖にて カント5歳かな?
震災で被災し亡くなられたみなさま、あらためてご冥福をお祈り申し上げます。
ただ、ご遺族の皆様の辛いお気持ちに比べれば、ほんとに実に些細なことかもしれません。
申し訳なく思います。しかし子供のいない カントパパにはカントとの15年はほんとに大切な思い出。大型犬の存在感、エネルギーの大きさはすさまじく、失った痛手も大きいのでしょうか。家の空気感がすっかり変わってしまいました。
部屋が少しづつ片付き、うるさかったカントの抜け毛もなくなったころ、家族の中でカントの思いで話が交わされなくなり、やがて忘れ去られると思うと、いたたまれない気持ちです。

  カントには実に多くのお友達犬がいました。その多くがカントより先に旅立っており、きっとあちらの世界で楽しく遊んでいるんだろうな。皆カントのことを待ってくれていただろうし。

KP     :    「カント。勝手に旅立って、残されたパパ達はどうすればいいの?」
カント  :  「うるせいな。そんなの知らねえよ」
「いまは久しぶりに アンテ、クロベイ、ジャイアン、ロビンにタロウちゃん 遊ぶのに忙しいから。」
「またね」
KP  :  「そんな~ (泣)」

カントの思い出 20110410

夫婦の会話がなくなった

カントが天国へ旅立ってから、どうもぎくしゃくする。以前は何を話していたのだろう?共通の話題がすべてカントについてだったらしい。カントの動きにあわせ話題が発生する。カントが何をした、ああだこうだ。


KPはひとり、カントの骨壷に手を合わせる。
KP :   「カント。さびしいよ!」

2011年4月10日日曜日

カントの思い出  20110410

カントの体調を崩して天国に旅立つまでわずか 45日程度 でした
忘れないうちに記録しておこうと思います。

あらためて思い起こしてみると亡くなる2週間前に本格的流動食を追加し、基礎体力を落とさないようにできれば、もう少し長生きできた思い、悔いが残ります。流動食はシリンジを使っての給餌方法が未熟でもっと回数を増やすなどすれば絶対量がをふやせたのに? いやがっても食べさせた方がよかったのかな。でも辛そうに顔をそむけられるとできなかった。

2009年の8月 野尻湖にて 12才のおじいちゃんまだまだ元気だったね

3/16ころ
体調の変化に気づき、夜9時すぎ はじめて 皮下点滴する 夜間診療の牛浜ペットクリニック。点滴の帰り、急に元気を回復し車中でワンワン吠える。おもえば元気に吠えたのはこれが最後だった。(この日から23日間生きた)      

3/19
久しぶりに ペットシーツを購入 (カインズ青梅店)。このころから与える食事に悩みはじめ、流動食を検討しはじめる。子犬用ミルク購入

3/20
このころはお肉のフレークは食べてくれた。部屋での生活は普通どおり。固形のウンチをせず下痢がひどくなる 散歩から帰ってもすぐするようになる。いつものドッグフードをのみでは食べなくなる、お肉のフレークを必ず添える

3/23
ペットシーツ とどく  いつもの固いドッグフードを食べなくなり、缶詰の柔らかいタイプのフードへ変更、しかし数日で食べなくな る、さらに数日して、大好物だったお肉のフレークも食べなくなる

3/26
皮下点滴  緑が丘動物病院(2回目)
先生に好きなものを好きなだけ食べさせてあげる様に指示される。その時KPはその言葉の本当の意味がわからなかった。先生はこの頃からわかっていたようだ。ヒルズ a/d  病院で2缶購入。
夜中に下痢を数回することが多くなった。ヒルズおいしいペースト状の食事は食べる

4/1(金)
朝の散歩が厳しいほど弱ってきた。後ろ足を吊り上げる2タッチケアハーネス<大型犬用 介護用品>を発注
 
4/2(土)
皮下点滴 緑が丘動物病院(3回目 最後)ヒルズ a/d  病院で2缶購入 夜の散
歩から散歩が2人介助が必要になる

4/3(日)
食事が流動食のみになる  11時 散歩で その日は散歩は1回のみ

4/4(月)
立ち上がれなくなった

4/6(水)
ペットシーツ再発注

4/7(木)
天国への旅立ち    12:35

4/9(土)
青梅ヘブンパークにて火葬

カントの思い出 20110410

もうペットロスです!!

お骨になってしまったカント。KPはカントが亡くなって2晩お通夜で隣にねたので すが、祭壇のある客間に置いとくのがかわいそうで、昨晩はこれまでズーといっしょに過ごした夫婦の寝室にもってきていっしょに寝ました。
床に残された「丸まった毛玉」も「食べ残したクッキーのかす」もカントの残して言ったものはみんないとおしい。
でも場所をとっていたトイレコーナーのゲージと水飲みの容器は思い切って片付けました。

おとついお別れに来てくれたナツママからいい写真をいただきました。
カントが大好きだったエンちゃんとのツーショット。嬉しそうな表情が最高です。

カントの思い出 20110409

散歩していたいつもの公園
このへんは桜がきれいです。でも時々パラパラと雨。涙雨です。ここしばらく季節の変化に気づく余裕がありませんでした。
桜に見送られて、カントを送り出すことができました。午前中10時に火葬場へ行ってきました。
急なことだったので、知人のラブラドールリドリバー犬の葬儀に立ち会った、「ペット葬祭ヘブンパーク」 でカントもお願いすることにしました。

入り口 山の中でびっくり




でもここにしてよかった。家から車で15分と近く、対応がとても丁寧で、飼い主の傷心への心づかいがとても感じることができました。
一番心配であった大きい体のカント(35kg)がそのままで入るの?とい素朴なところ。
しかし全く問題なくやや手足の伸びてしまったカントに生花を山のように盛り付け送り出すことができました。係の方が本来先方で用意してあった真っ白い布を着せるんですが、カントの寝ていたシーツをカントの上にかけていいですよと言ってくれたので、いつも寝ていた様に天国へ送り出すことができました。

ゆったりとした台の上にフードを添えて


ちなみに料金は50400円でした。「立会火葬」でしたので、ほんとまるで扱いは人間と同じです。骨を骨壷につめる際の骨の部位説明も同じ。さすがカントです、なんせ骨壷の大きさは人間と同じですから。

帰ってきたカント